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夏のお菓子

水無月

●水無月

「夏越の祓え」は、一年の半分の穢れを落とす意味があり、一年のちょうど真ん中にあたる6月30日に行う行事。蒸し暑くなる7月を前に厄払いをし、夏バテを予防する意味でも6月30日に水無月を食べるようになったそう。 邪気を夏越の祓いできれいに取り除き、後半の半年間を無事に健康に過ごすことができるよう祈祷する行事の夏越の祓えは、京都の一般家庭ではなじみのある行事です。

水無月が三角形なのは上記の通り氷を表しているから、とされています。製氷皿などで作る氷は四角いはものがほとんどですが、昔は氷といえば大きな氷の塊を砕いたものでした。そういった氷の角を三角形で表しており、見た目にも透明感のある「ういろう」を使っているのが水無月の特徴になります。


すいかどろぼう

●すいかどろぼう

2010年からスタートした『どろぼうシリーズ』初めはご存知「すいかどろぼう」でした🍉 スイカという素材は夏の果物の王様なのに水分が多い為、お菓子にするには大変難しいとされ、何とかその垣根を超える為に、販売開始数年前より試行錯誤を重ねて完成させた傑作です。あんこの中には大量のスイカ果汁が入ってます。それを鮮やかな色彩を損なわないように炊き上げるのが一番苦労しました。
コンセプトは
「見てびっくり!切ってもびっくり!食べて幸せ!」
生地については、上用饅頭にひとつひとつ食紅でスイカの絵柄を描いていきます。
菓子の良さは、味が60%残りの40%はお化粧だと考えます。
菓名、パッケージ、イメージなどの部分が無くては成立しません。菓名はインパクトのある「すいかどろぼう」決めるのに時間はかかりませんでしたね。次にどろぼうさんのキャラクター!これを書いてくれたデザイナーさんが、私の頭にイメージしている絵柄を簡単に起こしてくれました。
今や、この方無しでは当店のお菓子は成り立たないでしょうね

すいかどろぼう2

まず見て笑ってやってください
そして開いてびっくりしてください。
切り開いてまた驚いてください。
最後に食べて幸せな気持ちを感じて欲しいです。
菓子は楽しく食べていただきたいという思いから出来上がった逸品。ぜひとも皆様に味わっていただきたいと思います。

どろぼうシリーズは2023年時点「松茸どろぼう」「りんごどろぼう」「桃どろぼう」「マンゴーピエロ」とありますが、おそらく『おほほシリーズ』のように今後も増えていくことでしょう(笑)

このシリーズを作っている時や販売している時、スタッフも自然と笑顔で、とても楽しそうなんですよ。

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