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おほほ青梅
おほほっの始まりは実は梅だったんですよ。苺でもなく葡萄でもなく梅
しかし当初(1997年頃)は缶詰に入った業務用の梅を使用しておりました。
それなりには美味しかったんですが、ヒット商品にはなりにくいですよね。
そこから18年ほど経過した2015年岐阜県馬籠にある料亭さんをおとづれた時にデザートに出てきたのが衝撃的でした。エメラルドグリーンのなんとも美しい梅なんです。
そして口に入れた瞬間溶けちゃったんです!
即弟子入りを希望し、そちらの料亭さんの親方はご親切に初めからすべて伝授していただきました。いつも予約しないと食べられないほどのすごい料亭さんなんですよ。有難かったです。しかし、実際に漬けてみるとそんなに簡単なものではありませんでした。いまだにこの青梅を仕込むことだけは私が全て行っております。
この梅は和歌山県の古城梅を使用しておりますが、(青いダイヤ)と呼ばれているそうです。しかし、和歌山でも生産量が大幅に減少傾向にあり希少な梅の種類となっています。流通する期間も極端に短く、1週間ほどで古城梅の青いものはなくなります。
青梅を青いまま仕上げたいので、青い時期でないとダメなんですよ。
こればかりは企業秘密なのであまり詳しくは書けませんが、さらしから始まりとにかく時間がかかるんです。それも付きっ切りで無いと危険です。色の変化が命なので、煮込む際はほぼ徹夜状態で一人で行います。その苦労も美しい色に変わると自然と喜びに変わるんですよね。
仕込み量も限られてくるので、販売可能な期間も2週間有るか無いかなんです。
是非とも『おほほプレミアム青梅』召し上がっていただきたい。