小ざくらやのわらび餅
今年はわらび餅の問い合わせがなぜか多い!
わらび餅については、それなりのこだわりがある。
と言っても和菓子職人としてのこだわりではない。
小学生のころ、毎日行っていた近所の市民プールを出ると 必ず自転車で売りに来ていたわらび餅
それも、カラフルな色のウエハースに沢山つめこんでいれてある。
あれが良かった。
というか あれで良かった。
あれはわらび餅ではなく、でんぷん餅 まったくわらび粉は入っていない。
本当のわらび粉で作ったわらびもちは透明ではなくどちらかというと黒い。
でも子供のころはあれが世の中で一番おいしいお菓子だった!
当時50円を握りしめての幸せの時間だった。
今はコンビニなどでもやたら本格派・・・などといったわらび餅をうっているが、子供たちは本格派に心動いているのだろうか?
和菓子屋でさすがにでんぷん餅候の無色透明のものを販売するわけにはいかず、本わらび粉を使用してはいるが
本格派という言葉も使うつもりはなく、子供が毎日食べたいと思う味・金額で提供したいというのがちっぽけなこだわり。
いつかあの幻のウエハースわらびもちを作って 沢山の子供達に食べさせたい!!
やっと出会えた。懐かしいわらびもち売りの話。画像を探したけど、博多の最中しか出てこなくて(涙)50年近く前になりますが、私も大ファンでした。冬は石焼き芋屋さんが夏はわらびもち売り屋さんになって(笑)チリンチリンが聞こえてくると小銭を握りしめて飛び出していました。たしかに市民プールの前にも来たなぁ。最後はあのカラフルな船ごと丸食べというエコ(๑╹ω╹๑ )もう一度食べたいなぁ
ですよね!! おそらく同世代かと思いますが、あのわらび餅が何よりもごちそうでしたよね。
もう見かけることがなくなってしまったけれど、今の子供たちが経験することが出来ない昭和の思い出です。
私は名古屋に住んでいました。昭和40年初期夏場はワラビもちが大好物で、毎日のようにあのおじさんの自転車が現れるのを、心待ちしてました。そのおじさんは歯が抜けていて、冬は石焼き芋を売りに来ます。
とても優しい人でした。色つきのウエハースも食べられ、その当時10円だったと思います。その上は50円で白いトレーにあまり沢山ではなかったんじゃないかなあ。子供ながらに、それなら10円のを5個かったほうが、全然特だなと不思議におもってましたよ。
名古屋にお住まいだったんですね。僕の記憶も10円と50円だった気がします。
当時はいろんなものを売りに来てましたよね。ロバのパンとか!
本物志向とか不衛生と言われる昨今、あのようなわらび餅は親達が食べさせないようになり淋しいですよね。
というよりも子供たちが外で遊ばないから仕方ないですが…
早々お返事下さり感動しております。実は今日ワラビもちを買って仏壇に供えました。というのも父が今月なくなり、妹と名古屋での思い出を語っていたからです。ワラビもちは、いろいろ食べ比べても、納得できないんですね。今のワラビもちは、何か違う。これは何なんでしょうか?食文化は贅沢すぎて大切なものが置き去りにされてるような気がしてなりません。
そうですね。本物の味がいいかどうかはその人の価値観によっても違うかと思います。和菓子屋からしたら本物を求められるのも現状です。しかし、私個人としては子供がお小遣いを握りしめて買いに来ることのできる空間を作りたいと常に思っています。豊かな時代だからこそ残したい大切な願いですね。
今日はワラビもちを食べながら、ブログを見ています。市民プールの話がありますが、これは今は閉鎖になった大井プールのことでしょうか?
私は親に連れられて近所の子供たちと、泳ぎに
いや遊びに行った思い出があります。
プールを出るとそこに出店があり、私は何を食べたのか全く記憶にないのですが、無料で正方形に小さくカットされたキャベツを楊枝で刺して、ソースにつけて食べた懐かしい思いでがあります。
どうしてこんな思い出があるのか不思議に思いますが
遊びに疲れた体にこのソースつきのキャベツが無性にうまかったのだと思います。
断片的ではありますが、ワラビもちやキャベツの思い出は一生忘れられません。